お肌に大事なお話③
徳島市万代町にある美容室 hair room unionの乾です。
お肌に大事なお話3回目です。
前回までは、お肌の構造の仕組みでした。
今回はお肌のバリア機能の主役である角質層とセラミド
についてお話していきます。
詳しくは上のリンクからご覧くださいね
表皮の一番外にある角質層。外界に直接触れるため、最も
外的刺激を受けやすい層となるわけですがこの角質層こそ
肌バリア機能の主役ともいえる層なのです。
このわずか0.02ミリの角質層が中からの水分を
逃さず(保湿)外からの刺激を侵入させない(防御)という
2つの働きをしています。
この角質層の水分が常に10~20%に保てていると肌は
しっとり潤っています。理想的な水分量です。
この水分を逃がさないように頑張っているのが皮脂や汗から
なる「皮脂膜」です。皮脂膜は角質層表面を覆って水分の蒸発を
防ぐことに加え、角質層の中にある保湿成分である
「天然保湿因子(NMF)」が水分を抱え込み、さらに
「細胞間脂質(セラミド)」が角質細胞を取り込んで
水分を逃がさないようにしています。
この「セラミド」 みなさんもお聞きになったことは
あるんではないですか?
お肌にとってセラミドは非常に大事な保湿成分です。
セラミドは「細胞間脂質」を構成する成分の一つで、半分以上
がセラミドです。セラミドは体内の水分の蒸発や外からの
刺激物の侵入を防いでいるんです。
例えば・・
コップに水を入れたとして、1週間放置すると水は蒸発
しますよね。量が減少します。
だけど水の上に油を垂らしておくとどうでしょう?
油が蓋となって水分の蒸発を防いでくれます。
セラミドとはこの油の役割なんですよ~。
守りたい愛おしい成分ですよね
だけど、このセラミド。私たちが気づいてないだけで
普段の生活で奪われ、乾燥を引き起こしてしまう悪者も
身近にいて、実は危険にさらされているかも。
それが、刺激の強い界面活性剤。
なかでも「硫酸系洗浄剤」「グルタミン酸」「アミノ酸系洗浄剤」
で肌を洗うことでバリア機能が破壊されます。
実際数値化してみましょう
一般のシャンプー剤に使われている界面活性剤
「ラウリル硫酸ナトリウム」の場合、肌につけてから30分後
の細胞生存率は52.2%。約半分は死滅しています。
1時間後は30.9%
バーデンスの界面活性剤「ラウレス-3酢酸アミノ酸」は
30分後93.4%。60分後は78.9%です。
これは24時間パッチテストで皮膚刺激指数7.5と判断。
厚生省登録機関で刺激指数7.5とは「許容量」という認定
になり、一般のシャンプーでは計測さえ不能となるほどの
違いが認められます。
せっかく油で蓋をしたのに、強い洗浄でバリアが壊され
セラミドが奪われます。そして肌の水分が減少し大切な
角質層が壊れてしまうのです。
角質層が壊れるとどうなるのか。
シミの生産を誘導するインターロイキン1類と
アレルギーを引き起こすインターロイキン4類などの
細胞間情報伝達物質を発生します。
難しい言葉のようですが、ようは肌によくないってこと。
泡が肌に残っているだけで30分もしたら肌細胞の役半分
は死滅してしまうのですから、良いはずはありません。
シミやしわの原因になるし、アレルギ-物質や微生物が
体内に入りやすくなっていまうことなのです。
結論
肌にとっていちばん大切なのは、肌に優しい洗浄剤を使い
角質層を壊さないでバリア機能を守ることなのです。
お肌のお話をここまで3回にわたってしてきましたが
バリア機能を正常な状態にして健康な皮膚を作っていくことの
大事さを分かっていただけたらなって思います。
1年後、5年後、10年後の肌を思えば、気づいた時が
変わるときです。私たちのこれからが変わります
unionのお客様には大切な肌を守っていただきたい。
お店で使用しているシャンプーはもちろんお酢から生まれた
バーデンス。
バーデンスは
アレルギーを発症しない、角質細胞生存率の高い
「低刺激性液体洗浄組成物」として2012年特許
を取得しています。
バーデンスは今、世界で一番優しい洗浄剤なんです
肌細胞を大事に育てたい方、またアレルギーやアトピーで
今までどんなシャンプーも合わなかったという方、是非
安心安全なバーデンスシリーズをお試しいただきたいと思います。