お肌に大事なお話①
徳島市万代町にある美容室 hair room unionの乾です。
今日はお肌のお話です
我々人間の内臓を守ってくれている大事な「皮膚」
皮膚の役割や構造やをきちんと知れば、本当に必要な
お手入れとは何かがわかってきますよ~
普段気にも留めないけど、体を守ってくれている「皮膚」の
役割は実は4つあるんです!
その 下界からの刺激を防ぐ働き
皮膚は内臓を守るために、外からの水、微生物、化学物質
などの刺激や細菌の侵入を防ぎ、また紫外線からも守る
役割を果たしています。
その 体温を一定に保つ働き
もともと皮膚は熱を通しにくい性質があり、暑さ寒さから
身を守る働きをしています。暑くて体温が上昇した時には
汗を出したり、毛細血管を開いて熱を放出して体温を下げ
体を正常な状態に保つ役割を果たしています。
その 感覚作用としての働き
皮膚には、いろいろな神経の端末が分布しています。
硬いものや柔らかいもの、尖ったもの、熱いもの、冷たいもの。
身体に影響や危険を及ぼすものの感覚器としての役割を
果たしています。
その 分泌作用としての働き
皮膚から分泌されるのは、皮脂と汗です。汗の役割は
体温調整がほとんど。肌が乾燥した時に水分が蒸発しないよう
皮膚は皮脂を出す役割を果たしています。分泌された皮脂は
皮膚表面で皮脂幕となり、皮膚の潤いと滑らかさを保つ
働きをしています。
どうですか~?肌って当たり前に在るものだから、
美白~とか弾力~とか、そんな綺麗になることくらいしか
考えたことなかったけど、本当の役割は私たち人間の体を
常に安定した状態に保つための防御機能を果たしてくれているん
ですよ~。私のお肌よ、いつも守ってくれてありがとう!!
そして実際皮膚はにはどんな構造をしているのでしょう。
みなさんも一度は聞いたことがある
「表皮」 「真皮」 「皮下組織」
という3層からできています。
この「表皮」は外的な刺激から体を守る役割を果たしています。
この表皮をさらに細かく見ると
「角質層」 「顆粒層」 「有棘層」 「基底層」
の4層に分かれています。
表皮の下は「真皮」
血管、リンパ管、神経、皮脂腺、汗腺などがあり
汗や皮脂の分泌、栄養補給を行っています。
また、繊維状のコラーゲンとエラスチンからなっており
お肌の「ハリ」「弾力」は真皮によってもたらされています。
真皮の下は「皮下組織」
主に脂肪でできており、外部の温度調整や衝撃から体を
守っています。
そして肌の潤いやキメを左右しているのが「表皮」です。
誰しも肌を美しくしたいと考えますが、「表皮」の状態が
一番大切なわけですね。
そんな表皮のお話は次回お話しますね~\(^o^)/
お楽しみに~