脱白髪染めの流れ

徳島県板野郡北島町にある大人の美容室hairroom　UNION

の乾です。

 

昨年、脱黒染め相談でご来店いただいたお客様です。

黒髪ロングヘアだったのをだんだん短くして早く

カラーチェンジできるよう提案しました。

お顔周りに白髪がすぐ生えてきて、黒と白のコントラスト

がストレスなので、だんだん明るくしていく予定でした。

 

初回カット後の染める前です。

始めはブリーチで細いハイライトを入れて黒染めの

染料の濃さを見ていきます。

染めた後です。

始めは黒い染料が多いのでいきなりは茶色くできません。

全頭ブリーチとなると髪のダメージも相当で、色ムラも

かえって目立ちます。

根元部分の白髪ゾーンは真っ黒ではなく、1か月後褪色した

時に少し明るくなっている想定で薬剤を調合します。

 

 

ロングから、肩ボブ、そしてショートに短くしていきました。

二回目もハイライトを入れて、明るい部分を増やし根元は

少しずつ茶色くしていきます。

ブリーチを使うので当然髪のダメージもあります。

ホームケアはUNIONオリジナル酸性シャントリ「ルチア」

シリーズでしっかりケアして頂いているのでとても

艶良くキレイな髪です。

 

 

 

数か月かけてもう、真っ黒ではなく良い感じの茶色に

なってきましたね。

 

 

そして全体が良い感じに明るい色になったところで、

目的の、「白髪が生えてきた時に目立たないように明るくしたい」

というところに帰って考えました。

こちらのお客様は顔周りは白髪率が高いですが、

耳から後ろはそこまで白髪が多くなかったのです。

（白髪が多いと思っていても案外後ろは少ないものです）

 

それで、顔周りと耳から後ろの色を変えて

フェイスフレーミング風にしていくことにしました。

黒髪をグレーカラー２．０で明るい白髪染めが完成したら

今度は白髪をしかしたデザインカラーです。

 

根元はこんな感じに染まっています。

 

お客様はまだ若いのですが、あと10年くらいしたら、

フロントは白髪交じりのハイライトにしたら素敵だろうと

思います。

 

今後もカラーリングの経過をお伝えしていきますね(⌒∇⌒)

脱黒染めをしたい方の参考になればと思います。